

前回、I’m easyの意味と使い方のところで関連してup to youを紹介しました。これは良く使われる英語表現なのでもう少し補足していきたいと思います。
また、似たような表現でdepends on youもあります。一見意味が似ているように思えますが使うシーンがまったく異なるのでその違いを見ていきたいと思います。
It is up to youの略です。英会話ではup to youと略して出てくることが多いでしょう。
意味は、「あなた次第ね」です。
It depends on youの略です。英会話ではdepends on youと略して出てくることが多いでしょう。意味は、「あなた次第ね」です。
え?同じ?
と、思いましたが違いはあるようです。
それぞれの使い方の違いを見て下さい。
Q. Do you wanna watch movie A or movie B, it is up to you.
「映画AとBのどっちが観たいですか?」
A. I wanna watch movie A.
「映画Aが観たいです」
up to youではAとBのうち、どちらが良いのかという選択肢があります。
あなたが決めていいですよ(あなた次第)という選択の問いです。
Q. Can we go to movie at 8pm, it is depends on you.
「8時に映画へ行けますか?」
A. Yes we can.
「行けます」
一方、depends on youは選択ではありません。あなた次第で行けるかどうか決まります。
選択肢があるか無いかの違いによってそれぞれ使い分けると考えれば良いと思います。
これは質問に対して答える側でも同じです。
選択肢があって相手に選ばせる場合はup to you.
選択肢が無く、相手の答えで決定するような内容であればdepends on you.です。
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