

be動詞は英文法の学習で最初に習うことで、英語を進めて行くにあたって避けて通れない箇所ですね。
英文法の基本中の基本ですが、分かっているつもりになっていないでしょうか。
内容はやさしいですが、本質的なところを理解して進めていきましょう。
出典:やさしい英会話文法L1実践2(Be動詞の使い方:友達について話そう)
主語 | be動詞 | |
---|---|---|
I | am | |
He
She It 名詞(人や物の名前など) |
is
was(過去形) |
単数 |
You
We They |
are
were(過去形) |
複数 |
be動詞は主語によって使うものが異なります。今回はis(過去形はwas)について見ていきたいと思います。
表中のとおりisが使えるのは主語が、He(彼), She(彼女), It(それ)の時と単数の人や物を指すときです。
それでは例文を見ていきましょう。
He is Jason.
「彼はジェイソンです。」
ここでbe動詞isの役割はなんだと思いますか?
そうです。isは彼とジェイソンを結びつけるもので、次のように考えることができます。
彼 = ジェイソン
このイコール部分にあたるのがisになります。
では次の例文を見ていきましょう。
Jason is from California.
「ジェイソンはカリフォルニア出身です。」
ジェイソンは人の名前で単数なのでisを使えます。トムでもアキラでもなんでもいいですよ!
ジェイソン = カリフォルニア出身ですね!
My younger brother is tall and slender.
「弟は背が高くてすらっとしています。」
弟は名詞なのでisが使えます。My sisterでももちろんいいです。
弟 = 背が高くてすらっとしている。
背が高い、すらっとしているなど人の状態をあらわしているものもイコールで結べます。
それではこういうのはどうでしょうか。
He is run.
「彼は走るです。」
彼 = 走るというのはおかしいですよね。正しくは・・・
He is runner.
「彼は走者(走る人)です。」
彼 = 走者ですね。
runは動詞で「走る」の意味です。主語=動詞のかたちはうまくいきません。runnerは名詞です。
be動詞で結び付けられるものは名詞(例:Jasonであったりrunnnerであったり)あるいは形容詞(例:tallやslenderなど状態をあらわすもの)です。
なるほど、ではcatは名詞なので
He is cat.
「彼は猫です。」
は大丈夫でしょうか。isの使い方は大丈夫です!でも、この場合正しくは
It is cat.
ですね。猫のことをHe(彼)とかShe(彼女)とは一般的には言わないようです。余談でした。
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