

可算名詞とは数えられる名詞のことで、不可算名詞とは数えられない名詞のことを指します。
例えば、可算名詞はapple(リンゴ),cat(猫),book(本)などぱっと見て数えられる名詞です。これらは複数形にすると後ろにsが付いて、apples,cats,booksとなりますね。
two apples:「リンゴ2つ」
many apples:「たくさんのリンゴ」
そして可算名詞の場合、単数の場合に冠詞(a,an)が付くことに注意しましょう。
an apple
a cat
a book
一方、不可算名詞はぱっと見ても数え方が分からないものです。例えばwater(水),sand(砂),butter(バター)などがあります。
これらはwaters,sands,buttersのように後ろに複数形のsが付くことはできません。
水を1つ、2つなんていう風には数えられませんよね。
でも、「水を1杯下さいー。」という場合は数えることができます。この場合はどうやって解釈すれば良いのかというと・・・
コップに入った水はその容器を数えることができるようになります。
コップ1杯の水はa glass of waterと言います。
友達とお店に入って「水を2つ下さい。」など日常でよく使いますよね。
この場合も水単体では数えられませんが、コップに入ることでコップ単位で何杯か数えることが出来ます。
two glasses of water please.
これはビールでもジュースでも同じで、コップに入る液体なら同じように使えますので覚えましょう!
出典:EK【#215】英会話と数えられない名詞の話-パンとピザ 4
パンは数えられそうですが、実は数えられない名詞に分類されます。
エー、と思ったらとりあえずパンは数えられないと考えて読み進めましょう。
a lot of bread
a lot ofは数えられないものがたくさんある場合に使用します。(可算名詞のときはmanyでしたね!)
訳は「たくさんのパン」です。
a slice of bread
切られたパンはsliceを使います。
訳は「スライスされた1枚のパン」です。
a piece of bread
かたちのある一個(1つ)のパンはpieceを使います。
イメージとしてはロールパンでしょうか。
訳は「一個のパン」です。
ここまで読んで、パンが数えられないことが少し分かったでしょうか。
切るなどして加工されているパンは形があるので数えることができますが、加工前のパンは数えられませんよね。
これはパン以外にも使える根本的な考え方なので覚えておくと応用が効くと思います。
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