

初対面の人に「何食べますか?」とか「何したいですか?」とか聞かれた時にI want …「私は○○がほしい(したい)」と答えるのはストレートすぎるかもしれません。
遠慮気味というわけではありませんが、今はこんな気分かなと間接的に伝える方法としてfeel likeを使うとより丁寧に相手へ伝えることができます。
出典:Bizmates初級ビジネス英会話 Point 28 “feel like”
I feel like Chinese food.
「私は中華料理が食べたいです」
feel likeは動詞として扱うことができて、後ろに目的語をとります。feel like Oのかたちになります。
Chinese food = 名詞なので、このかたちですね。
feel likeは「(飲食物)などが欲しい」の意味以外にも「~したい気がする」「~のような気がする」などあります。
いくつか例文を挙げます。
I feel like sleeping.「眠たい」
I feel like tired.「だるい」
I feel like crying.「泣きたい」
I feel like vomiting.「吐きたい」
I feel like a cold.「寒い」
ここで注目してもらいたい点は、どの例文も気分をあらわす時に使っています。
feel likeは「(飲食物など)が欲しい」以外に人の気分をあらわす時に頻繁に出てきます。
でも、よくよく考えてみると「飲みたい」「食べたい」などもその人の気分なので同じことですね。
もういっそのこと、feel likeは気分をあらわす動詞と覚えておきましょう。
あれ?でもfeel:「感じる」っていう動詞もありますよね。
feelとfeel likeに違いはあるんでしょうか。
I feel a coldでもいいんでしょうか。
まず、feel likeが後ろに目的語(名詞など)を取るのに対して、feel:「感じる」は後ろに補語(形容詞など)をとります。
つまり、次のようにかたちが違います。
feel like O
feel C
例文を挙げます。
I feel like a cold.
I feel cold.
どちらも「寒い」という気分をあらわしますが、正確にはそれぞれ異なります。
I feel like a cold:「寒い気がする」
I feel cold:「寒い」
I feel like a coldは、気がするだけで本当に寒いかは分かりません。一方
I feel coldは本当に寒いです。
feel likeとfeelの違いは本気度ですね。
「寒いカモー」はfeel likeで「マジ寒い」はfeelです。これで完璧。
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